「静かに、いつもそばに」
| ―――――彼はただ木偶(でく)のように手足を投げ出して倒れていた。 彼が落ちてきた重みで周りの潅木はなぎ倒され、その部分だけぽっかりと空間空いている。 彼の目にはもう何も映らない。 こんな日に似つかわしくない澄んだ青空でさえも。 次第に意識が奈落に沈んでゆく。 (これで解放される―――――。) 自分から追っ手の白刃の下にその身をさらし、崖を落下したのだ。 すでに体を切られた痛みはなく、冷えつつある体は何も感じなくなっていた。 半分以上は自ら望んだ「死」だ。 それを間近に控えた今、彼の心は静かに「その時」を迎えようとしていた。 ぱたぱたぱた 軽い足音。 「おかしい。確かにこのあたりだと思ったんだけど…。」 ぱき ぽき かさかさ 何か小さなものが小枝を踏んで茂みを掻き分けている気配。 「あ!」 金の鈴のような人間の声。 しかし、彼の、今にも閉ざされようとしている聴覚には、遠くで音楽が鳴っているくらいにすらも響かなかったろう。 「あなただったのか?私の注意を引いたのは。待って、今行くから。大丈夫。」 既に、言葉としては彼の耳にも脳にも届かなかったが、例えるなら、なにか金色の光のようなものが彼の沈みゆく意識に触れた。 しかし、それに反応するには遅すぎた。 (もう、いい。私は逝くのだから―――。) 彼の魂が奥底に吸い込まれていこうとした、まさにその瞬間―――。 不意に小さな、暖かいものが彼の額に触れた。 途端に熱いものが体に浸透してくる。 (…?) 深みに埋没しようとしていた意識が急に、そして、いささか乱暴に引き戻されるような感覚―――。 冷え切った彼の体に熱がじわじわと伝わる。 5感の機能が少しずつ蘇る。 不意に今まで感じなかった痛みが激烈な感覚として彼の意識を呼び覚ました。 「う、うあ…。」 「うん。感覚が戻ってきたな。これなら大丈夫。」 今度は彼の聴覚も、その鈴が鳴るような音を人間の声として認識することができた。 額にはまだ暖かいものが乗ったままだ。 痛みに汗しながら、それでもうっすらと目を開けると、ぼんやりと彼の目に映ったもの―――。 (ひかり?いや…人の顔か…?) まず目に入ったのは、金色がかった緑色の瞳のまだ幼い顔。 真剣な表情で彼を見下ろしている。 小さな顔を縁取る輝き、と見えたものは流れ落ちる金の髪だった。 不意にその目が細められる。その人物が笑ったのだった。 「う…。」 「まだしゃべらないで。」 そのまま額に添えられた手が下りてきて彼の瞼を塞ぐ。 「姫様ーーーっ!どちらですかー!?」 「姫様ぁーーー!」 がさがさっと何人かの足音が近づいてくるのを感じながら、再び彼の意識は暗くなった。 今度は命ある闇の中に。 ◇◇◇ ぱたぱたぱた 「ヴァル!こら!ヴァーノン!まだ寝ているのか?」 軽い足音とともに、あの声がごく近くで聞こえ、そのすぐあとに、ぱふんと彼の上に羽のようなものが落ちてきた。 「うん…なんですか?エディラ?こんな朝早くに…。」 しぶしぶ目を開けた彼、ヴァーノンの瞳にもうすぐ15才になるシュレジア国の王女エディールのふくれっ面が映った。 「早くはない、窓を見てみろ。あんなに日は昇っている。」 エディールの言うとおり、いつの間にか開けられたカーテンからは透明な光が燦々とベッドに降り注いでいた。 しかし寝不足の目にはせっかくのよい天気も、日の光も目に痛いだけだ。 「…昨夜は…サザランさまのお気に召すまで文言を選んで条約文を作っていましてね、明け方に寝たのですよ。も少し眠っていてもバチは当たらないと思いますが。」 「ダメ。そんなのいつものことじゃないか?今日は公務は休みで一日中相手をしてくれる約束だ。」 「…そうでしたね。」 「そうとも!私のしたくは既にできている。早く起きて。次の間で待っている。」 そういうと身軽に彼の体の上から飛び降り、またパタパタと出ていった。 相手が絶対に自分の言うことを聞いてくれるはずと信じきっている。おおむねその通りなのだが、ここ数日の激務で疲労困憊のヴァーノンはのろのろと身を起こし、苦笑をもらした。 身支度を整えるのに時間はかからない。 寝巻きを脱ぎ、いつもの黒い簡素な上下に帯を巻き、その上からこれまた黒い長衣をはおる。 そうやって黒一色に身を包むとただでさえ長身のヴァーノンがいっそう鋭く際立つ。 すんなり伸びた髪もまた夜の色だ。 備え付けの水差しと鏡で身なりを整え、いつもの身の回りの品を手早く身に着けると、ドアを開け、待ちくたびれているであろうエディールの元に向かった。 シュレジア国は小国ながら交通の要所に位置し、さまざま国の商人が行き交う豊かな土地である。 そのため、領土拡大を狙う周辺の大国に併合されていた一時期もあったが、この100年間は小さいながらも独立国として安定し、繁栄を誇っていた。 特にここ何十年かは、名宰相として名高いサザラン公が巧みな外交手腕を発揮し、周辺国とのいくつかの条約を有利な条件でまとめたこともあり、現在は押しも押されぬ経済国として平和を謳歌している。 もっとも、それは常にあやうい均衡の上に成り立つ平和で、少しでも弱みを見せようものなら、美味な果実を狙う野心家の東国の王などに牙をむかれることになるのだが。 ヴァーノンはエディールに瀕死のところを拾われて以来、王宮に、仕えていた。 あの時、エディールは彼が元気になるまでそばに付き添った。 もちろん、あのような傷を負ったのは秘められた理由があったのだが、それは傷が癒えて王城を密かに去ろうとしたヴァーノンを押し留めた、シュレジア国の君主でエディールの父、ナリマセル王と、サザラン公しか知らぬことになっている。 それが5年前。エディールが9歳のときである。 以来彼ははひっそりと目立たぬように王家に、そしてエディールに仕えた。 ヴァーノン自身は出世にも財産にもまるで無関心だったが、何ごとも見逃さないサザラン公の慧眼にその才能を見抜かれ、執政の裏舞台で能力を発揮するようになった。 普段は宰相の直属の事務官の一人として、飾り気のない行政区の奥の執務室で書類の山に地味に埋もれている。 王宮にありながら少しも華やかでない行政区はいくつもの部署に細かく分けられ、ヴァーノンのいる部署は国の内外から無数の情報が日々集まるところであった。 西方の国々では今年は凶作になりそうだというようなことから、南シュレジアのある村では村の有力者のお家騒動で、恒例の祭りが中止になったというようなこと等。 それらの一つずつはごくつまらない事象であったりするのだが、いくつかの情報の集積を分析し、手繰り寄せられた可能性を紐解いてゆくと、意外な方面で国益として表出することもある。 小さくは婦人用品の今年の流行、大きくは戦の回避まで。 勿論それらはただの分析結果であるから、必ずしもそのような現象が起きるとは限らないのだが、あらゆる方向から予測を立て、どのような事態にも対処できるように備えをしておくことは、小国シュレジアにとって非常に重要なことであった。 交通の便と、商業で成り立っているシュレジアにとっては情報こそ国の命綱といえる。 集められた様々な報告は優秀な事務官によって分類され、様々な角度から分析をかけられ、国政に影響する微細な兆候がないか篩い分けられる。。 ヴァーノンの仕事は特に重要な分野である周辺各国の動向、つまり外交に関わる事柄に関する情報に抜かりなく目を光らすことであった。 しかも、実はそれすら「表向き」の顔だったのである。 「町へ出たい。」 「なりません。」 びろうどのような黒瞳に穏やかな微笑を浮かべ、しかしきっぱりとヴァーノンはエディールをたしなめる。 王城の一番奥、金花宮の中庭には溢れんばかりの花々が咲き乱れている。 「なぜだ?兄上などはしょっちゅうお忍びで出かけているらしいのに。」 エディールは歳のわりには幼く見える大きな目をきらめかせてヴァーノンを見据えた。 「ギュスタフ様は立派な大人です。しかも御自分の身を一人で守れる剣の使い手でもある。それにいずれ王国を担われる方として、市井の様子を知っておくのはよいことでしょう。…しかし…」 金色がかった緑の目の咎めるような眼差しに動じる様子もなく、エディールの金の髪を一房すくい上げる。 「あなたのような目立つ方を連れて、とてもじゃないが各国の間諜や、もっと危ない輩のうようよいる城下に出ようとは思いませんね。」 「爺はヴァルを連れていれば一個小隊を連れているのと同じくらい心強いと言っていたぞ。」 爺というのはもちろん国民のみならず、王家の信頼と尊敬を一身に受けているサザラン宰相のことである。 「それは心外な。少なくとも一個連隊といってほしいものです。」 「ふん、うぬぼれや!なら、なぜ私を連れて出てくれない?」 「あなたが大切だからですよ、エディラ様。」 眉一つ動かさずにヴァーノンは言ってのける。 エディールがぷいっと横を向くとその勢いで結っていない金髪が一瞬中に浮く。 王女らしくもない簡素な白い服を着たその姿はいかにも屈託がなく、父王や兄王子の愛を一身に受けてのびのびと育っている様子が伺える。 いや、じつは彼女には彼女なりの「屈託」があったのだ。 「私はじきに15になる。これからは公式の行事などにも頻繁に出席せざるを得ないことが多くなるだろう。」 「当然でございましょう。あなたはシュレジア国の姫なのですから。」 「私はそのような場に臨席するのは好まぬ。しかし、そうワガママも許されまい。だから今のうちに好きなことをしておきたかったのに。お前まで私にイジワルをするのか。」 「イジワル。私が。」 「そうだ。爺などはお前のことをたいしたキレ者のように言うが、私に言わせれば頭の固いヘンクツだ。」 「はいはい、偏屈でかまいません。しかし、今は城下へ出ることはなりません。しばらくお待ちください。自由国境地帯の治安がもう少し改善されれば私が案内して差し上げますから。」 いつでも何でも言うことを聞いてくれるようでいて、ことエディールの安全に関することだけは、絶対に譲ってくれないことは嫌というほど知っている。 「ヴァーノンのわからずや!もういい。」 ほとんど泣かんばかりの顔になったエディールは出し抜けに立ち上がり、行政区の中央、青花宮に向かうため、渡り廊下に走って行った。 その日の午後、倦んだような陽気の中、カーテンを閉め切ってシュレジア国の王女エディールは自室の寝台で突っ伏していた。 ヴァーノンに町行きを禁止された後、青花宮で父王にもサザラン宰相にも一蹴され、その上お説教まで食らって、憤懣やるかたなく自室にこもっていたのだ。 (なんで皆私を閉じ込めようとするのか?私が悪人も善人もわからないような馬鹿娘だと思っているのだろうか?) 愛されてはいても、甘やかされているわけではないことをわかっているつもりのエディールだったが、今日の落胆は少しばかり反抗的な気持ちを呼び覚ました。 この半年一歩も王宮の外に出ていないのだ。 (私でも一人で行動できるんだってことを証明できれば、みんな考え方を改めるのかな?) (今ならまだ厨房の物資の搬出入にまぎれて城を出られるかもしれない。きっと。入るほうの警備は厳重でも、出るものに対してはそんなに厳しくないはずだ。荷物の中に紛れ込めば…。) (大丈夫、以前パレードで見た表通りならよく覚えているし、帰りは堂々と王城門からしたり顔で帰ってやればいい。) そうと決まれば、エディールの行動は早い。 前から準備していた小姓の衣類を身にまとい、豪華な金髪はターバンの中にまとめて放り込んだ。 護身用の細身の剣は目立たぬよう上着の中につるし、あんまり使ったことはなかったが、何かのときにうまいことを言ってせしめた幾ばくかの貨幣も忘れずに内ポケットに入れた。 廊下で召使いや女官達に会うと面倒なのだが、エディールの部屋は最上階にあるので窓からはとても抜け出せない。しかも真下はヴァーノンの部屋だ。 (ヴァルに会うと面倒だが・・・) しかし、鏡に写った自分はどう見ても王宮に仕えるお小姓にしか見えない。少なくともエディールにはそう思えた。 ほんの少しためらった後、そっと扉を開けるとうまい具合に誰もいない。 (いけるかも♪) するりと部屋を抜け出し、最初の曲がり角まで駆け抜ける。 しかし、階段へ通じる脇の廊下に折れたとたん、その足は凍りついてしまった。 端正な横顔を見せてヴァーノンが壁に身をもたせかけていたのだった。 「意外と遅かったですね。」 わずかに顔を傾け、ヴァーノンは微笑んだ。 「…なんで…?」 「そりゃわかりますよ。私の考えていることといえばあなたのことぐらいですからね。…よっと。」 不意に身を沈め、ひょいとエディールを横抱きに抱えあげると、そのまま大またで彼女が走ったわずかな距離を戻り始めた。 あまりのことにエディールが黙り込んでしまったのがこれ幸いと何の障害もなく部屋に連れ戻し、ベッドに腰を下ろす。 せっかくの計画が自分の部屋からわずか百歩のところで頓挫してしまったエディールは悔しいというより、あっけにとられてしまった。 今までにも時々驚かされたことはあったが、今回のはまた一段と。 「…いつも私のことを考えている?」 ヴァーノンの膝の上でその常に穏やかな顔を見上げる。 「宰相直属の文官ってのはそんなに暇な仕事なのか?」 「どういたしまして。毎日こき使われておりますよ。ただ私の思念の先は常にあなたに向いておりますのでね。あなたと、あなたの周囲に起きる事なら眠っていてもわかります。前にも申し上げたでしょう?」 「うん…あの時もよくわからなかったが…そんなしようもない能力、疲れるだけなんじゃないのか?」 「能力といえるかどうか…あなたにのみ有効ですからね。」 「う…ん、でも、だったらなおさら私に付いて市中の様子を見せに連れて行ってくれてもよさそうなものだ。しつこいようだが。」 先ほどの不満を思い出したかのようにかわいい頬を膨らまして、エディールはヴァーノンを睨んだ。 ヴァーノンはそんなエディールを可愛くてならないように見つめ、ため息とともに額に口づける。 「…あなたは何もわかってらっしゃらない。」 途端にその緑色の目は険しくなる。 「そんな言われ方が一番嫌いだっていつも言っているのに!」 「でも、事実です。あなたは、あなたを狙う者にとって自分がどんなに値打ちがあるのか知らないでしょう?」 「私がシュレジアの王女だから?」 「勿論それはそうです。ですが、それだけじゃない。あなたの特殊な力のことは誰にも言ってはいけないとお父上たちから厳しく言われているでしょう?あなたには稀有な巫祝(ふしゅく)の才能があるかもしれないのですよ。」 「才能っていったって、たかが一度に人一人の傷を癒すだけがようやっとの力だぞ。それもかなりがんばって。巫祝だなんて正史にたまに出てくるくらいで、わたしはそんな者じゃない。」 腕の中の小さな顔を見下ろしながら、ゆっくりと言葉を選ぶようにヴァーノンは続ける。 「…瞳が証明しています。」 「まさか。とんでもない。まあ、この瞳は隔世遺伝で時々我が一族に表れるそうだが…。」 「シュレジア王家の女性だけにね。この前現れたのは200百年も昔の話ですが…。巫女姫は多くの人々を救ったそうです。歴史で習ったでしょう?」 「そうだっけ?」 「…その金色を帯びた緑色の瞳。代々の巫女姫の瞳はあなたと同じ色をしていたそうです。そのことを知っているのはわずかな人間だけですが、長い間に秘密が漏れている可能性もある。………あなたを奪われるわけには行きません。」 「…なんでお前がそんなことを知っている?」 「何でも知るのが私の仕事ですからね。だいたいこの王家の人は少しおおらか過ぎるというか、物事にこだわらないというか、スキだらけです。少しは用心する人間がいなければ。」 「…父上も、爺もなんだか不思議にお前をアテにするかと思っていたが、なんだか私の知らないところで何か企んでいるんじゃないのか?みんなして何か隠しているな?」 「さすがに姫はカンがいい。でも、もうしばらくはそのままでいらっしゃい。さすがにこれ以上は私の口からは言えません。でも忙しいお父上にお尋ねになって困らせてもいけませんよ。もうすぐ―――あなたが15になって一応成人されたときに話してくださいます。」 「一応って…15歳が成人だろうが。」 「まあ、形だけはね。今日のようなことを企んでいるようじゃあまだまだ大人とはいえませんが。」 「…」 図星を指されたエディールは赤くなって黙り込む。 確かに落ち着いて考えれば子供じみていたかもしれない。 何をしても相手のほうが一枚上手だといまさらながらに思い知らされたエディールは敢えて言い返さず、その瞳の色をわずかに曇らせた。 「とにかく、もうお城を抜け出そうなんて甘い考えはお捨てなさいね。あなたが少しは自分を大人だっておっしゃるのならね。」 「…わかった。」 「しかし、私としてはあなたが急に大人にならないでいてくれるほうが…。」 言いかけてヴァーノンの明晰な言葉の語尾が珍しく曖昧になる。 (…どうかな?確かにこの方が大人になればいろいろまわりで面倒なことが出てくるし、お守りしにくくなるのは確かだが…。) 「…ヴァーノン?」 沈黙に苦しくなったのかエディールが身じろぎをする。 「ふふ、何でもありませんよ。その少年の格好も確かにかわいいですが、私としてはこの方が好きですよ。」 と、エディールの巻いていたターバンをほどいて取り去る。 するすると長い金髪がこぼれて背中に流れ、余った分はシーツの上に渦を巻く。 (お守りしますからね。なにがあっても。あなたにこの命救っていただいたあの日から私の心は決まっているのです。安心して大人になりなさい。) 心の中に溢れ出る優しい想いに耐えかねたように、ヴァーノンは目元を少し歪めてエディールを抱きしめた。 背後の高い窓から黄金色の午後の陽が差し込むみ、逆光に縁取られた二人が幻想のように浮かび上がる。 それは美しい一幅の絵のようであった。 ―――この一月後、シュレジア国第一王女エディール・ユーレリア・ファン・スラヴァリアヌールは15歳の成人式を迎え、国の内外に第二王位継承者とし承認された。 巫祝の王女エディールと影の騎士ヴァーノンのもう少し複雑かつ、ロマンチックな活躍はこれから数年後のこととなる。 |
おわり
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このお話は以前しおんさんのサイトの企画に参加したときのものを元にしています。しおんさんの了解を得て、設定や人物の名前などをかなり変え、自サイトに公開しました。
王女と騎士とはコテコテの設定ですが、必ずしも恋愛物になるとは限りません。もしかしたらいつかは発展するかもしれないけど、今のところ恋と呼ぶにはあまりにもおだやかな関係のようです。